水回りのお手入れは

浴室やトイレ、洗面台、キッチンなどの水回りは、日頃から掃除を心がけていても、水垢が溜まったり、季節によってはあっという間にカビが生えたりしてしまうこともあります。

清潔に保ちたい場所でもある水回り。

そのような場所の掃除は、ハウスクリーニング業者に依頼するという選択肢があります。ハウスクリーニング業者では、家庭用洗剤や掃除用具では落としきれない汚れも、プロの知識と技術でピカピカに落としてくれます。

今回は、きれいに保つことが難しい水回りについて、ハウスクリーニング業者に依頼するときに知っておきたいことをまとめて紹介します。

ハウスクリーニングでは

ハウスクリーニング業者には、どのような掃除を依頼できるのでしょうか。
ここからは水回りの掃除をハウスクリーニング業者に依頼したときの掃除内容について、詳しく解説しましょう。

浴室では

水回りのなかでも浴室は、湿度が高い箇所です。そのため、水垢や皮脂汚れ、石鹸カスに加えて、カビの発生も多いのです。
ハウスクリーニング業者では、汚れだけではなく、カビの除去もできます。

また、普段は手が届きにくい浴室の天井や壁も、専用の掃除用具を使って隅々までピカピカにしてもらえます。

トイレでは

トイレは、普段の掃除では落としきれない尿石が溜まりやすいものです。また、きれいに掃除しているつもりでも、排泄物などの汚れが床や壁に付いていることが多いです。

ハウスクリーニング業者では、トイレ全体の隅々までを掃除し、清潔で快適な空間に仕上げてくれます。

洗面台では

洗面台は、水垢や石鹸カスに加えて、化粧品や整髪料などの汚れが付きやすい箇所です。
汚れに適した洗剤や掃除方法が望ましいものの、日常的な掃除では、なかなか難しいものがあります。

ハウスクリーニング業者は、汚れの性質に合わせた洗剤で洗面台の掃除をします。また洗面台の床や蛇口、排水口など、周辺の掃除も任せられます。

キッチンでは

キッチンにも、石鹸カスが溜まります。しかしキッチンがほかの水回りと大きく異なる点は、生ものや油汚れがあることです。
レンジフードや排水口周辺では、ぬるぬるした汚れが気になる人も多いでしょう。

またレンジフードは、自分で掃除するには労力が必要で、ほかの箇所に汚れが飛び散らないようにするのも大変です。

ハウスクリーニング業者にキッチンの掃除を依頼すると、生ものや油汚れをきれいに落としてくれます。特に油汚れは、家庭用洗剤では落ちないものもありますから、プロが使う専用の洗剤を使うと効果的に素早く汚れが落ちます。

気になる費用は

ハウスクリーニング業者に水回りの掃除を依頼したくても、やはり気になるのは費用です。ピカピカの水回りにしたいものの、高額な費用がかかれば、なかなか依頼しにくいでしょう。

ハウスクリーニング業者の費用は
・浴室で、約1万2千円から2万5千円程度
・洗面所で約8千円から1万円程度
・トイレで約8千円から1万円程度
・キッチン全体で約1万5千円から2万円程度
が相場です。

ただし、それぞれの広さや汚れの程度によって費用は異なります。またキッチンでは、レンジフードやコンロ周りを追加すると費用が変わる料金形態であることも多いです。

ハウスクリーニングの費用を抑えるポイント

ハウスクリーニング業者に水回りの掃除を依頼するときには、費用を抑えるために、いくつかのポイントがあります。
ここで、クリーニングの依頼をするポイントを紹介したいと思います。

繁忙期を避ける

ライフスタイルが変わるときには、誰でもきれいな場所で心機一転して始めたいと思うものです。ハウスクリーニング業者は、引っ越しの時期や年末になると繁忙期になるところが多いです。

繁忙期には料金が高くなる場合があるため、繁忙期を避けて依頼すると費用を抑えられます。

また繫忙期では、希望する日時の予約が取れない場合も多いですが、繁忙期を避ければ、希望の日時に水回りを掃除してもらいやすいです。

わかりやすい料金設定

ハウスクリーニング業者は、多く存在しています。なかには、他社と比べて破格の基本料金を設定している場合もあります。

できるだけ費用を抑えたいときには、基本料金が安い業者が良いと思う人も多いでしょう。しかし注意したいのは、基本料金が安く設定されているだけで、複雑に追加料金が設定されていたり、オプションを追加しなければ、希望するサービスを受けられなかったりする場合です。

追加料金やオプションを追加すれば、基本料金が安く設定されていても、結果的に費用が高額になってしまうことも少なくありません。
そのため、わかりやすい料金形態のハウスクリーニング業者に水回りの掃除を依頼するようにしましょう。

まとめて依頼

ハウスクリーニング業者では、都度出張料や作業の基本料金がかかる場合がほとんどです。
そのため、水回りの箇所の掃除を別々に依頼すると、最終的に費用が多くかかる場合があります。

水回りの掃除を依頼する予定があるときには、できるだけまとめて依頼するようにしましょう。また、ハウスクリーニング業者に掃除を依頼できる場所は水回りだけではありません。

たとえば、浴室だけではなく脱衣所や洗濯機の周りなど、水回りの周辺の掃除もまとめて依頼すると、水回りが一気にきれいになり、快適になります。

費用と時間を抑えたいときには

ハウスクリーニング業者に水回りの掃除を依頼するときには、少しでも費用を抑えたい人も多いでしょう。

ハウスクリーニングの費用を抑えたいときには、自分である程度汚れを落としておいたり、掃除してほしい場所の周辺を整理しておいたりするなど、作業の手間を減らすと費用を抑えられる場合があります。

まとめ

今回は、ハウスクリーニング業者に水回りの掃除を依頼したときの料金や、費用を抑えるために知っておきたいことについて紹介しました。

ハウスクリーニング業者に水回りの掃除を依頼するときの費用は、汚れの程度や広さによって異なる場合があります。
日頃からきちんと掃除していても、知らず知らずのうちに水垢や石鹸カスなどが溜まり、カビが発生していることもある水回り。

清潔に保ちたい場所であり、毎日欠かさず使用する場所でもある水回りは、ハウスクリーニング業者に掃除を依頼して、ピカピカにしてもらってはいかがでしょうか。