なかなか自分では掃除ができる場所ではなかったり、汚れがひどく一般的な掃除用品では落ちなくなってしまったものについて、ハウスクリーニングを依頼しようと考える人もいるのではないでしょうか。

ハウスクリーニングでは、付いてしまった汚れの種類や普段からどの程度掃除ができているかによって、依頼する頻度が変わることがあります。

今回や汚れの種類や箇所によって、どの程度ハウスクリーニングを依頼すればいいのかについて、詳しく紹介したいと思います。

水まわりの汚れ

水まわりは、大きく3種類の汚れに分けることができます。
多くの水回りの汚れは、水垢と油汚れ、石けんカスです。

この3種類の汚れの中で、特に日常の掃除が行き届かなかったときに貯まりやすのは水垢だと言われています。
水垢は、水気をそのままにするだけでも少しずつ溜まってしまう汚れです。このため、少しでも掃除が十分にできない日が続いてしまうと、目立ってしまいます。

水垢を貯めないためには、水滴を拭くという方法が最も効果的です。しかし、料理や洗い物をなどを日常的に行う台所回りでは、水滴だけでなく、油や石けんカスなどが混ざり、これらがカビの養分となっていることも無視することができません。

日常的に水滴を拭くことを心掛け、目立つ汚れを作らないようにするだけでなく、週に1回程度はクレンザーなどを使った徹底的な掃除をすることが理想的です。

またこれでも十分だとは言えないため、年に1回程度はハウスクリーニングに依頼して、プロに掃除をしてもらうと良いでしょう。

換気扇やレンジフード回りの油汚れ

換気扇やレンジフード回りの汚れは、単純な汚れではなく、油とホコリが混ざった汚れであることがほとんどです。

換気扇は、料理をするときに回すことが多く、そのときに使用している油と日常生活の中で室内に舞っているホコリを同時に吸い上げます。

このため、換気扇には油にホコリが一緒に付いてしまうことになり、素人が使う洗剤ではなかなか落ちにくい汚れとなってしまうことが多いです。

また換気扇は高い位置にあったり、取り外さなければ掃除ができないことが多いため、日常的に掃除をすることができない場合が多く、汚れが貯まりやすくなってしまいます。

換気扇やフィルターの汚れが気になり始めたら、落ちなくなるような頑固な汚れになってしまう前に、油汚れ専用の洗剤で掃除することがおすすめです。

しかし、素人が使用できる洗剤には限界があったり、換気扇の取り外しや周辺の汚れの飛散が気になることも多いでしょう。自分では十分に掃除できないことも多くありますから、ハウスクリーニングに、年に1回程度依頼して、掃除してもらうと良いでしょう。

窓やサッシの汚れ

窓やサッシは、家の内側か外側か、また外側である場合には屋外の環境によっても、汚れの種類が異なってきます。
内側の汚れはホコリやカビであることが多く、これに対して外側の汚れは砂ぼこりなど、外的要因である場合が多いです。

この中でも、なかなか落ちにくく、また貯まりやすい汚れは、サッシのパッキン部分に付着しやすいカビでしょう。
カビは健康に悪影響を及ぼす可能性がありますから、ひどくなる前にきちんとお手入れをしたいものです。

窓とサッシを濡らした雑巾で拭いたあとで、窓ガラスの隅をブラシなどで掃除すると、貯まりやすいホコリなどを除去できることが多いです。

サッシの溝に貯まりやすい汚れは、掃除機などでゴミやホコリを取り除き、ブラシで汚れをかき出すと効果的に掃除することができます。

水回りや換気扇などに比べると、素人でも掃除しやすい窓ガラスや冊子ですが、汚れが気になるときや、プロが使用する洗剤できれいにしてもらいたいときなどには、ハウスクリーニングに依頼すると良いでしょう。

ハウスクリーニングを依頼する基準

では、ハウスクリーニングを依頼するときは、どのようなものを基準に判断すれば良いのでしょうか。
基準となるものについて、紹介したいと思います。

こまめにお掃除できるかどうか

自宅を常に清潔に保つことは、日常的にどの程度掃除ができているかが重要なポイントになります。

掃除の仕方がわかっていても時間がなかったり、すでに汚れが貯まってしまっていて、なかなか落とすことができない場合には、ハウスクリーニングを依頼すると良いでしょう。

日常的に隅々まで掃除ができるのであれば、ハウスクリーニングに依頼する頻度は少なくてすみます。

また、日常的に掃除はしているものの素人では落としきれていないのではないかと不安がある人は、年に一回程度、ハウスクリーニングに依頼すると自宅をより清潔に保ち続けることができます。

エアコンの使用頻度

どの程度エアコンを使用しているかによって、エアコンの汚れは変わってきます。

またエアコンを使用頻度が高く、設定温度を極端にしていたりや風量を強くしている場合にも、エアコンは汚れが貯まりやすい状態になります。

日常的にフィルターをきれいに掃除することはなかなか素人でできない場合が多いでしょう。またカビが発生してしまっているときなどには、カビを吸ってしまうことで悪影響を及ぼすこともありますから、掃除のプロであるハウスクリーニングに依頼すると効果的です。

季節の変わり目や、エアコンを使い始める前の時期などに、ハウスクリーニングに依頼すると良いでしょう。

天然素材を使用したい

自宅を清潔に保ちたいというのは、誰でも同じですが、なかなか隅々まで掃除をする時間がない場合が多いです。また日常的に使用できる洗剤にも限界があります。

ひどい汚れを落とすためには、強い薬剤を用いたいものですが、子どもやペットがいれば、難しいときもあります。
そのようなときは、ハウスクリーニングに依頼すると良いでしょう。

業者のなかには、天然素材の洗剤を使用しているところもあります。
天然素材の洗剤とプロの技術で、自宅を清潔にすることができます。

まとめ

ここまで、ハウスクリーニングに依頼する汚れの程度や頻度、またハウスクリーニングに依頼したほうが良いときなどについて、詳しく紹介しました。

日常的に掃除をしているつもりでも、行き届かないところがあったり、掃除をしなければと思っていてもなかなかまとまった時間を定期的に取ることができず、掃除ができていない箇所もあります。

ハウスクリーニングに依頼すると、プロの技術で自宅をきれいにすることができます。